歌詞の意味

あいみょん「双葉」歌詞の意味を考察丨『18祭』のための書き下ろしソング!

『18祭(じゅうはちフェス)』とはNHK制作のもと、(選考を通過した)1000人の18歳世代(17〜19歳)が1夜限りのパフォーマンスを行う2016年から毎年(コロナ時除く)行われているイベントです。

コロナがやや落ち着いてきた2022年、満を持して登場した「あいみょん」。残念ながら、当イベントはコロナの影響で18歳世代の1000人はオンラインでの参加となりましたが、非常に感動的なものとなりました。

「双葉」を聴く前に18祭を観ていただければ、より一層、いや200層くらい感動できるかと思います!

ぽんすきぃ
ぽんすきぃ
歌唱部分のみですが、NHK公式のYouTubeに上がっていますよ

今回は「双葉」の歌詞について深堀りをしていきたいと思います!

目次

どんな曲?

まだ聴いたことがない人は…

ぽんすきぃ
ぽんすきぃ
まだ聴いたことがない人は、ぜひ一度実際の楽曲を聴いてから歌詞の意味をご覧ください!きっとあいみょんの世界観に引き込まれていくことでしょう。

出典:あいみょん – 双葉【OFFICIAL MUSIC VIDEO】

楽曲詳細

リリース日&収録

2022年3月24日 配信リリース

曲の長さ

4:37(イントロ 0:15)

視点

あいみょん

タイアップ

18祭

テーマ

この曲のテーマは「18歳世代へのメッセージ」です。

大人になることは決して悪いことじゃない。未来に希望をもって生きていってほしい。そんなあいみょんの思いが込められたメッセージソングです。

誰目線の歌なのか、これは非常に悩ましいところです。1週間寝ずに悩み色々と調べた結果、母親から我が子へのメッセージであると結論付けました。また、この母親は余命わずかで小さな子供を残してこの世を去ってしまう運命にある。そんな状況を思い浮かべながら、聴いてみてください!『言われてみればそうかも!?』と、思うはずです。

歌詞の意味を深堀り!

ここからは、「双葉」の歌詞について(部分的に区切っていきながら)迫っていきたいと思います。

全て個人的な見解ですので、正解というわけではありませんのでご了承ください。みなさんもこの記事を参考にして、ぜひ自分なりの解釈を考えてみてください!

サヨナラが近づいている〜

サヨナラが近づいている
その意味に悩まされる
八の字に曲がった君の眉が
懐かしい 思い出すよ

出典:「双葉」作詞あいみょん

別れの日が迫っている。そのことが気がかりでならない。「八の字に曲がった君の眉(小さな子特有の困った顔でしょうか)」を思い出し、懐かしんでいる。

サヨナラが近づいている ⇨ 自分(母親)と君(子供)の別れの日が迫っている

ぽんすきぃ
ぽんすきぃ
なぜ、サヨナラが近づいているのかは、この後の歌詞で分かってきます

出会いの記念日 荒れた頬に〜

出会いの記念日 荒れた頬に
あたたかいキスをくれたね
泣きベソの顔 ひどく汚れて
一緒に笑ったよね

出典:「双葉」作詞あいみょん

君が生まれた日、頬にキスをしてくれたね。泣いてしまった日も一緒に笑いあったよね。

出会いの記念日 ⇨ 子供が生まれた日(あるいは誕生日)

もう覚えている〜

もう覚えている
全部が青になる
あの日よりも少し遠くで
今伝えたいことが

出典:「双葉」作詞あいみょん

あの時(生きていた時)伝えられなかったことを、今伝えたい。君との思い出は覚えているし、全てが鮮明に残っている。

あの日よりも少し遠くで ⇨ 「あの日」とは、君との過ごした日々。「少し遠く」とは、もう君とは会えなくなっていることを比喩しています。

君も大人になったら

君も大人になったら
恋をするんだよ
運命の人に出会うまでは
傷が絶えないかもだけど
悲しみなんかは
気づけば雨になる
心耕し 花が咲くまで
可愛く揺れなよ 双葉

出典:「双葉」作詞あいみょん

『君はまだ知らないかもしれないけど、大人になったら「恋」というものをするんだよ。傷ついたり悲しくなることがあるかもしれないけど、全部雨になってきれいに流れてしまうから大丈夫だよ。雨が降り地が耕され花が咲くように、精一杯生きていってね』

ぽんすきぃ
ぽんすきぃ
もう会うことができない我が子に対して、恋をしていろんな経験をしてほしい。そして良い人生を送ってほしいという母親からの思いが描かれています。

約束の春が訪れて〜

約束の春が訪れて
あたたかい空気をこぼして
まるで君との会話みたいで
幸せ、って今思ったよ

出典:「双葉」作詞あいみょん

ついに訪れた別れの時。あたたかい空気とは、ため息のことでしょうか。ため息ですら君との会話に感じる。これが幸せなのだろうか。

約束の春 ⇨ 親子の別れの時

ずっと忘れないで〜

ずっと忘れないで
胸の中に落ちて
誰も知らないところで
いつかまた 瞳を覗かせて

出典:「双葉」作詞あいみょん

離れてもずっと君の胸の中にいたい。そして、いつの日かまた君の瞳を見つめたい。

君が大人になったら〜

君が大人になったら
見つけるその夢を
限りなく側で見ていたくても
もう叶わないらしいからさ
喜び全部を空に巻き散らして
目には見えない愛を降らせて
伝えて欲しいよ 双葉

出典:「双葉」作詞あいみょん

君の夢を追う姿を側で見ていたいけれど、それも叶わない夢になりそうだ。代わりと言ってはなんだけど、喜びとか愛を目一杯表現して君に伝えたいな。

涙の謎を教えて〜

涙の謎を教えて
もう一度会いたいけれど

出典:「双葉」作詞あいみょん

『(泣いている君を見て)なぜ泣いているの?ごめんね、そんなときに側にいることができなくて。もう一度会いたいよ』

ぽんすきぃ
ぽんすきぃ
もう会うことができない我が子に対して、どうしようもない感情が表れていますね

君の夢の中へ〜

君の夢の中へ
遊びに行くからね
心の傷も酷い言葉も
受け止めてあげるぞ

(中略)

出典:「双葉」作詞あいみょん

『実際に会うことは出来ないけれど、夢の中できっと会いに行くからね。君が傷ついたときには、全て私が受け止めてあげるから』

まとめ

聴けば聴くほど深みにハマっていく…

何も考えずに『双葉』を聴いていたときは、18歳世代へ向けたメッセージソングだと思っていたけれど、それだけではなかった!

歌詞の内容を考えれば考えるほど、いろんな意味に捉えることができる不思議な歌詞でした!

今回は『母親と我が子の話』としての考察でしたが、他にも色々と考えられる歌詞だったなと感じています。ぜひ、あいみょんガチ勢の皆様の考察も聞いてみたいですね( ー`дー´)キリッ

おまけ:あいみょんの言葉

とっても楽しい旅の中で、監督がいろんな私を切り取ってくれました。
完成した映像を観た時、自分で自分を、大人になったなぁ。とも思ったし、子供の頃みたいだなと思う表情もあって、不思議に感じました。
大人になったからできること、
子供の頃だったからできたこと、
それぞれあると思うけど、
今やりたいこと、を私はこれからも大切にしていきたいです。
という事で、人生で初めて海に飛び込みました。
怖かったけど、いつかはやってみたかった。
もうやらない!

出典:音楽ナタリー

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