歌詞の意味

あいみょん「サラバ」歌詞の意味を考察丨悲しみから一歩を踏み出したい人に!

『AIMYON 弾き語りTOUR 2021 “傷と悪魔と恋をした!”』でもセット入りをしていた隠れた名曲「サラバ」。おそらく、あいみょんファンでないと聴いたことがないのではないでしょうか。

今回は、「サラバ」の歌詞の意味を深堀りをしていきたいと思います!

目次

どんな曲?

まだ聴いたことがない人は…

ぽんすきぃ
ぽんすきぃ
まだ聴いたことがない人は、ぜひ一度実際の楽曲を聴いてから歌詞の意味をご覧ください!きっとあいみょんの世界観に引き込まれていくことでしょう。

6:10- サラバ

出典:あいみょん「風とリボン – POTATO STUDIO, June, 2020 -」 behind the scenes DAY3

楽曲詳細

リリース日&収録

2020年9月9日発売 3rdアルバム「おいしいパスタがあると聞いて」 DISC2 : 弾き語りCD『風とリボン – POTATO STUDIO, June, 2020 -』(初回限定盤特典)

曲の長さ

視点

タイアップ

テーマ

この曲のテーマは、「一人涙する夜」です。

深夜の雨の中、ひとり寂しく歩く主人公。どうやら、何か行き詰まっている様子。

歌詞の意味を深堀り!

ここからは、「サラバ」の歌詞について(部分的に区切っていきながら)迫っていきたいと思います。

全て個人的な見解ですので、正解というわけではありませんのでご了承ください。みなさんもこの記事を参考にして、ぜひ自分なりの解釈を考えてみてください!

最終電車が走る〜

最終電車が走る
気づかずゆっくり歩く
知らずに今日が終わって行く

出典:「サラバ」作詞あいみょん

終電がなくなった深夜に歩く主人公。知らぬ間に今日も終わっていく。

どうでもいいから歩く〜

どうでもいいから歩く
そんなの気にせず歩く
知らず知らずにもうこの街

出典:「サラバ」作詞あいみょん

今は何も気にせずに歩いている。何も考えずに歩いていると、気がつけば”この街”まで来ていた。

ぽんすきぃ
ぽんすきぃ
  何か訳ありで歩いている様子の主人公。ボーッと歩いているうちに、だいぶ時間が経っていたようです。

Rainy way 歩けば〜

Rainy way 歩けば
哀しみはまた一つの味になるさ
歩こう 進もう 今は
涙とは サラバ

出典:「サラバ」作詞あいみょん

雨の中歩く。哀しくてもそれが一つの”味”になるだろう。今は余計なことは考えずに、ただひたすら歩こう。そして進もう。もう涙とはお別れするために…

ぽんすきぃ
ぽんすきぃ
ここで、主人公が雨の中泣きながら歩いているのだと分かります。何か辛いことや悲しいことがあったのでしょう。もう、明日からは泣かないと心に決めたようです。

考えることをやめる〜

考えることをやめる
キリがないよ罪悪感
最低な事ばかりが浮かぶ

出典:「サラバ」作詞あいみょん

無駄に考えることはやめよう。考えても罪悪感が消えることはない。考えても頭に浮かぶのは最低なことばかり。

ぽんすきぃ
ぽんすきぃ
  「罪悪感」という言葉から、誰か特定の相手に”何か”をしてしまったのでしょう。恋人に別れを告げたのか、家族に暴言を吐いてしまったのか。罪悪感は消えないまま、歩き続けます。

駅前で寝腐るのもいいな〜

駅前で寝腐るのもいいな
誰か拾ってくれんかな
そうやっていつも人に頼る

出典:「サラバ」作詞あいみょん

このまま駅前で寝てしまおうか。そうやっている姿を見て、誰か拾ってくれないかな。そうやっていつも誰かに頼ろうとしてしまう自分が嫌だ。

ぽんすきぃ
ぽんすきぃ
  「誰か拾ってくれんかな」というフレーズで、恋人と破局したのかな?という可能性が高くなってきました。これは完全な憶測ですが、「浮気をしてしまって罪悪感に襲われ、さらにそれが恋人にバレて捨てらてしまった」という状態なのでは?と想像しました。

Rainy way 歩けば〜

Rainy way 歩けば
哀しみがまた一つの糧になるさ
歩こう 進もう 今は
涙とは サラバ

(中略)

出典:「サラバ」作詞あいみょん

雨の中歩く。哀しくてもそれが一つの”糧”になるだろう。今は余計なことは考えずに、ただひたすら歩こう。そして進もう。もう涙とはお別れするために…

ぽんすきぃ
ぽんすきぃ
歌詞が「哀しみがまた一つの”味”になるさ」から「哀しみがまた一つの”糧”になるさ」になりました。味というと、その時に感じた感覚というニュアンスで一時のものですが、それが”糧”という経験として蓄積されるものに変化しています。

主人公の感情としても、今日あったことをこれからに生かすための経験として捉えていこうという気持ちが感じ取れます。

まとめ

俯く主人公の”ちょっとした”心境の変化

雨の中さみしげに歩く主人公ですが、その経験を糧に「明日からは泣かないように生きていこう」という意思も見え隠れします。

個人的には仕事で失敗したときや、家族や恋人と喧嘩したときを思い出してしまいました。でも、結局落ち込んでいても仕方がないって吹っ切るしか無いんですよね。

「あいみょんもこんな気持ちになったりするのかなー」なんて、ちょっと想像してみたり…

おまけ:あいみょんの言葉

――「サラバ」は唯一の未発表曲ですね。

「「サラバ」はかなり昔に作った曲で、知る人ぞ知る、みたいな曲なので、もともと入れる予定はなかったんですけど、他にもインディーズ時代の曲をやってみたりした中で、“「サラバ」とかやっちゃう?”ってなって。まだ音源にはなってないけど、今さらアレンジをしてもらうような曲でもないかなと思って、だったらここに入れちゃってもいいかなって」

――部屋での弾き語りというムードもそうだし、「悲しみから一歩を踏み出す」という歌詞のテーマも含めて、時代に寄り添った選曲でもあるように思いました。

「そうですね。まあ、シンプルにみんなに喜んでもらえたらっていう気持ちで入れたんですけど、最近こういうちょっと暗めの、俯いてるような曲を書いてなかったので、この曲なら今の時期に合ってるなって、どこかで思ったのかもしれないです。私はもともと制作が好きで、ライブには苦手意識があったので、ライブができない状況になって、ライブのプレッシャーから解放されたような感覚もあるにはあるんです。ただ、ウィズコロナとかは全然嫌ですね。ポジティブな意味で使ってるのはわかるけど、でもホンマは元に戻したいわけじゃないですか?もちろん、テレワークが見直されたりするのはいいことでもあると思うけど、やっぱり人と人とが会わないとわからないこともある。なので……私はやっぱりこれまでと変わらずに活動したいです」

出典:encore

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