歌詞の意味

あいみょん「シガレット」歌詞の意味を考察丨やさぐれてしまったOLとタバコの煙のお話

ゆったりとしたリズムの中で、失恋した女性の葛藤が繰り広げられる楽曲「シガレット」。失恋経験者であればきっと共感できる歌詞となっています。あなたの好きだった人はタバコを吸っていましたか?

今回は「シガレット」の歌詞を深堀りして解説していきます!

どんな曲?

まだ聴いたことがない人は…

まだ聴いたことがない人は、ぜひ一度実際の楽曲を聴いてから歌詞の意味をご覧ください!きっとあいみょんの世界観に引き込まれていくことでしょう。

出典:Cigarette

楽曲詳細

リリース日&収録

202099日発売 3rdアルバム「おいしいパスタがあると聞いて」

曲の長さ

3:29(イントロ 0:26)

視点

女性

テーマ

この曲のテーマは、「新たな恋に進めない女性」です。

別れた彼が忘れられず、次の恋へと進むことが出来ない女性をタバコの煙とともに描いています。彼女は、彼のことを割り切って再び前進することが出来るのでしょうか?

ぽんすきぃ
ぽんすきぃ
あいみょんいわく、これは「なんとなくダメな彼氏にひっかかって、やさぐれてるOLさん」のお話ということです。

歌詞の意味を深堀り!

ここからは、「シガレット」の歌詞について(部分的に区切っていきながら)迫っていきたいと思います。

全て個人的な見解ですので、正解というわけではありませんのでご了承ください。みなさんもこの記事を参考にして、ぜひ自分なりの解釈を考えてみてください!

あの頃より好きな人に〜

あの頃より好きな人に 出会うまでにどれくらいの
お金と身体と時間が あればいいですか

出典:「シガレット」作詞あいみょん

「別れてしまった彼より好きになる人に果たして出会えるのだろうか」「出会えたとして、どれだけのお金や時間、そして何より自分の(体力的な意味以外にも)身体があればいいのだろう」

ぽんすきぃ
ぽんすきぃ
主人公の女性は「また良い男性に巡り会えるかな?」というより「別れてしまった彼よりいい男性はきっと現れないだろう」と、やや諦めにも似た感情になっているように感じます。

ありきたりに傷ついては〜

ありきたりに傷ついては 出会い頭でまたつまずく
ありがと ごめんね さよなら もういいから

出来損ない 出来そうもない
忘れること ウソもやめること

出典:「シガレット」作詞あいみょん

彼と別れた後に次の男性と出会いますが、出会った間もなく上手くいかなかった模様。

「ありがと」「ごめんね」「さよなら」これは女性の言葉でしょうか。男性に対して、最初は感謝するも、謝り、最後は別れを告げてしまいます。「もういいから」もうこんな出会いや別れはうんざりしている様子。

「出来損ない」上手い恋愛ができずにいる自分に対して嫌気が指している女性。

「出来そうもない 忘れること ウソもやめること」彼を忘れることはどうやら彼女にとってはかなり難しい様子。「彼のことはきっぱり忘れた」なんてウソも、やめられそうにないようです。

ふんわり落ちてく煙と〜

ふんわり落ちてく煙と その苦笑いに手を振って
やっぱり落ち着く香りに もう仕方なく身体を埋めるのです

出典:「シガレット」作詞あいみょん

(彼との思い出を忘れられず、彼を思い出しているシーン)

タバコを吸っている彼が、苦笑いをしている。その香りを嗅ぎながら、彼の身体に身を埋める彼女。

ぽんすきぃ
ぽんすきぃ
”香り”というものは記憶と非常に連動しますが、彼女の場合はそれがタバコの煙やその匂いだったのですね。

夏が過ぎ空はまどろみ〜

夏が過ぎ空はまどろみ
寝落ちする すぐに夢みる
お金と身体と時間を持て余す

出来損ない 出来そうもない
楽しむこと 仕事やめること

出典:「シガレット」作詞あいみょん

彼と別れ、夏が過ぎても彼との思い出に浸りながら眠りについている。そして、彼の夢をみる…彼に全て捧げていた「お金」「身体」「時間」が有り余って持て余している。

もう、あの頃のように時間を忘れて楽しむことも出来そうにない。仕事をやめることも出来ない。

うっかり落ちてく地獄に〜

うっかり落ちてく地獄に
ふと吸い込まれて つい転んで
納得いかない全てに
もう仕方なく身体を投げやるのです

出典:「シガレット」作詞あいみょん

彼の事を忘れられずに頭がいっぱいになっている状態。そんな時、気を取られてつい好きでもない男性に近寄ってしまう。

そして別れたことに納得もできず、少し投げやりな気持ちもあってつい男性に身体を預けてしまう…

ぽんすきぃ
ぽんすきぃ
「うっかり」「ふと」「つい」「仕方なく」という表現から、無意識のうちにも身体が求めてしまっている彼女の状態が伺いしれます。

味わいましょう〜

味わいましょう 苦味も旨味も涙も笑いも
吸い込みましょう あの感触もあの声も

(中略)

出典:「シガレット」作詞あいみょん

どんなに辛い思い出や経験も、良い経験をしたんだと”タバコのように”味わってみよう。今でも忘れられない”彼の感触と声”。それも合わせて自分の中に”煙と一緒に”吸い込んでしまおう。

ぽんすきぃ
ぽんすきぃ
(おそらく彼がよく吸っていたものと同じ銘柄の)タバコを吸いながら、彼女はようやく決意したようです。彼女は彼との思い出から”逃げる”のではなく、全て自分自身に”取り込んで”納得した上で先に進もうと決意しました。

シガレット 空に蒔く〜

シガレット 空に蒔く
あとちょっと 空に泣く

出典:「シガレット」作詞あいみょん

タバコを空に吹かしてみる。きっと、煙とともに彼との決別を決めたのでしょう。そして、ちょっと泣いてしまった。

ぽんすきぃ
ぽんすきぃ
きっとこの涙が彼女を更に強くしたんだと思います。悲しくて泣いたんじゃない、悔しくて泣いたんじゃない。もう彼のことをきっぱりと忘れようとして、ちょっとだけ悲しくなったのでしょうか。「別れ」を決意した涙ですね。

まとめ

タバコで始まりタバコに終わる

男性が吸うタバコって、かっこよく見える瞬間ってありますよね。ちょっと憧れた時期もありました。好きな人が吸っていたら尚更だと思います。

普段は煙たがれる存在だからこそ、タバコってなにか不思議な魅力があるのかもしれません。

おまけ:あいみょんの言葉

わりと前に作った曲なので、作った当時の自分の気持ではなく、今の自分が客観的にこの歌詞を読んだ感覚でしか説明できないんですけど、OLさんの曲なのかなあ。私あまり歌詞に”仕事”って入れないタイプなのに、ここには”仕事”って出てくるんですよ。”出来損ない 出来そうもない 楽しむこと 仕事やめること”って。だから、なんとなくダメな彼氏にひっかかって、やさぐれてるOLさんなのかなって。でも、聴いてくれる人によっていろんな捉え方ができるような曲だと思います。

出典;テレビブロス 2020.10

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