歌詞の意味

あいみょん「スーパーガール」歌詞の意味を考察丨あいみょん曰く”自分の声を最大限活かせる曲”!

「AIMYON TOUR 2020 ミート・ミート」さいたまスーパーアリーナ2日目にサプライズ発表された楽曲「スーパーガール」。当初、Amazon Musicにて限定配信でしたが、現在は様々なストリーミングサービスで視聴可能となっています。

そんな「スーパーガール」とは一体どんな楽曲なのか、どんな歌詞なのかを深堀りしていきます!

目次

どんな曲?

まだ聴いたことがない人は…

まだ聴いたことがない人は、ぜひ一度実際の楽曲を聴いてから歌詞の意味をご覧ください!きっとあいみょんの世界観に引き込まれていくことでしょう。

出典:Super Girl

ショートバージョン↓

出典:あいみょん – スーパーガール【very short movie】

楽曲詳細

リリース日&収録

曲の長さ

4:07(イントロ 0:11)

視点

男性

タイアップ

テーマ

この曲のテーマは、「チャラ男がした本気の恋」です。

軽い気持ちで付き合っていた(すぐ捨てるつもりだった体だけの関係だった?)女性が次第に気になり始め、本気になっていく男性の心境の変化を描いています。

歌詞の意味を深堀り!

ここからは、「スーパーガール」の歌詞について(部分的に区切っていきながら)迫っていきたいと思います。

全て個人的な見解ですので、正解というわけではありませんのでご了承ください。みなさんもこの記事を参考にして、ぜひ自分なりの解釈を考えてみてください!

さりげない君のサインにも〜

さりげない君のサインにも 気付けない
僕は尖った台詞で君を 斬りつけたりしているんだ
それでも君の世界とは離れがたい
僕は矛盾と理屈で 君を締め付けている

悲壮感も憂鬱も 君の身体の中へ
押し込んでしまう僕だよ 情が湧いて
捨てられないなら 最後まで

出典:「スーパーガール」作詞あいみょん

「さりげない君のサインにも 気付けない」女性とは気が付きにくいサインを男性に対して送っていることがよくあります。しかし、”僕”はそのサインに全く気がついていないようです(気がつこうともしていないのかもしれません)。それだけどころか、彼女に対して傷つけるような態度や発言をしているようです。それにも関わらず、”僕”にとって彼女は「離れがたい存在」であると思っています。そんな矛盾に満ちた言動や理屈で彼女を苦しめている自覚はあるようです。

「悲壮感や憂鬱」を感じながらそれを彼女に押し付けてしまう。けれど、彼女を思うと捨てることも出来ず今の関係を続けてしまっている。また、「君の身体の中へ押し込んでしまう」で、2人が身体だけの関係であることも示唆していると思われます。

ぽんすきぃ
ぽんすきぃ
ここまでみると、どうやら彼は”都合のいい女”である彼女を捨てようと思っている反面、少し情が湧いてそれも出来なくなっている様子。しかし、ここから彼が抱えている本心が見えてきます。

君はスーパーガール 未だ僕の心や眼を狂わせて〜

君はスーパーガール 未だ僕の心や眼を狂わせて
スーパーガール 今や僕を
支配しているだぜ 知らなかったろ

出典:「スーパーガール」作詞あいみょん

「スーパーガール」とは、自分にとっての理想の女性を意味しています。”僕”にとって彼女は都合の良いだけの女のはずだったけれど、気がつけば脳内を支配しているが如く、いつも彼女のことが頭から離れない。

ぽんすきぃ
ぽんすきぃ
都合のいい女だったはずが、気がつけば”かけがいのない存在(スーパーガール)”になっていた。彼はこのままどうなってしまうのでしょうか。

誰もが理解できないと笑うよ〜

誰もが理解できないと笑うよ
僕の曲がった思想や彼女の姿勢も
だけども僕も幸せとは言い難い
慣れてしまった系譜で 日々を過ごしているんだ

罪悪感や重圧も2人の汗で流して
潰してしまうから見えない
都合よくて笑えちゃうのは 最初から

出典:「スーパーガール」作詞あいみょん

彼の周りの人間も、2人の関係には理解できないようです。”僕”の考え方も、彼女の行動も。自分もこの関係を続けているけれど、実際幸せとは言い難いと感じている。

系譜とは、血縁関係を順次記した表のこと。「慣れてしまった系譜」ということは、恋人同士の関係に慣れてしまったということでしょう。

「罪悪感や重圧」という言葉で、二人の関係が世間では許されないもの(浮気や不倫など)であることが想像されます。「2人の汗で流して 潰してしまうから見えない」2人が身体を重ねる度にそういった罪悪感消えてしまっている、そんな状態。

そうやって身体だけの都合のいい関係は最初から分かったいた事だから、今更幸せとかそういったことを考えることはないと考えているようです。

ぽんすきぃ
ぽんすきぃ
ここで、「誰もが理解できないと笑うよ 僕の曲がった思想や彼女の姿勢も」に戻ると分かりやすいですね。周りは不倫や浮気にはもちろん賛成していないようで、2人はそれを承知で身体を重ねているわけです。でも、幸せとは言えない環境。そんな複雑な思いが描かれています。

君はスーパーガール 未だ僕の身体や指先誘導して〜

君はスーパーガール 未だ僕の身体や指先誘導して
スーパーガール 今は僕の上で踊っている
知りすぎちゃったなぁ

出典:「スーパーガール」作詞あいみょん

2人が身体を重ねる度に、お互いを知りすぎてしまっていると感じる”僕”。これ以上、彼女を知ってしまったら、今以上に離れられなくなってしまうのではないかという気持ちもあるようです。

きっと君からは永遠に〜

きっと君からは永遠に 忘れられずに寄り添って
意味のないないない 愛もないないない
だけど最後まで

(中略)

出典:「スーパーガール」作詞あいみょん

君からは永遠に離れることは出来そうにないと悟った”僕”。特に深い意味もなく、そこに確かな愛もないけれど、この関係は、ずっと続いて行くだろう。

まとめ

ディープ過ぎた男女の関係

あいみょん、今回もかなり攻めに攻めた歌詞ですね…これ、字面だけみると浮気がやめられないダメな男やんってなりますね。でも、あいみょんが描くとなんだか異様な空間に連れて行かれたような世界観になってなんだか男性の気持ちも分からなくもないなーなんて思ってしまうから不思議です。

今回の楽曲も、女性の目線から観たらどう写っているのかが非常に気になりました。男性は「もう離れられない!」って感じでしたが、意外と女性はあっさりしてたりするんですかね…

おまけ:あいみょんの言葉

今年一番新しく作った曲で、家にいる時、今までと違う楽曲を作ってみたいなと思ったときに作った曲です。今まで作った楽曲の中で一番歌うのが難しく、声が高いところを出したり、ウィスパーボイスを出したり、自分の声を最大限活かせてる曲だと思っています。ライブでも映えるし、楽曲としてもすごく自信のある一曲です。

出典:CINRA.NET

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