あいみょんの楽曲を毎日2時間聴いていると、いくつもの共通点を見つけることが出来ます。今回は発見した共通点のひとつ「空」についてご紹介します。
あいみょんは、歌詞の中に「空」という言葉をよく使います。きっとあいみょんはよく空を見上げるんでしょうね。空には様々な表情があって、人の感情や情景を比喩するのにも適しているのかもしれませんね。
この記事では、「空」を使って表現しているフレーズを5つご紹介します!
目次
赤く染まった空
「空の青さを知る人よ」の歌詞に出てくる表現「赤く染まった空」。
これは割と一般的な表現かもしれませんね。いわゆる夕焼けを表現しています。
赤く染まった空から 溢れ出すシャワーに打たれて 流れ出す 浮かび上がる 一番弱い自分の影
出典:「空の青さを知る人よ」作詞あいみょん
橙色の空
「ひかりもの」の歌詞に出てくる表現「橙色の空」。
これもいわゆる夕焼けを表現しています。夕焼けも真っ赤だったり、オレンジだったりいろいろな見え方をするものですよね。
橙色の空を眺めると少し 胸の中に押し込んでいた思いが 防波堤を飛び越えて流れてくるよ
出典:「ひかりもの」作詞あいみょん
ティファニーブルーの空
「風のささやき」の歌詞に出てくる表現「ティファニーブルーの空」。
どん底に落ちた主人公がふと見上げた空の色は、とってもキレイなティファニーブルーでした。夢を諦めていない主人公の思いと空の色がマッチして、非常に心に残る表現でした。
ティファニーブルーの空の下 追い続けている馬鹿な夢 手に届きそうで届かないなあ
出典:「風のささやき」作詞あいみょん
傷だらけの空
「さよならの今日に」の歌詞に出てくる表現「傷だらけの空」。
心が荒んで鈍い足取りになって歩く主人公の上に広がっていたのは傷だらけの空でした。空に対して擬人法を使って、主人公の気持ちとシンクロさせています。これはあいみょんならではの独特な表現と言えますね。
傷だらけの空が やけに染みていく今日 鈍くなった足で 河川敷をなぞり歩く
出典:「さよならの今日に」作詞あいみょん
甘いカクテル色の空
またまた「さよならの今日に」の歌詞に出てくる表現「甘いカクテル色の空」。
甘いカクテルというと、オレンジだったり赤かったり、はたまたブルーやグリーンだったりと様々な色が連想できますね。先ほどの「傷だらけの空」とは打って変わって、少し優しさすら感じさせる空の色です。同じ歌の歌詞の中でも、こういった空模様の違いが垣間見えるのもあいみょんならではの表現力ですね!
吹く風にまかせ 目を閉じて踊れ 甘いカクテル色の空を仰げ そんな声が聞こえる
出典:「さよならの今日に」作詞あいみょん
空はまどろみ
「シガレット」の歌詞に出てくる表現「空はまどろみ」。
これも擬人法を使って空を表現していますね。主人公と空が一緒になって”まどろむ”つまり眠くなってウトウトしている状態です。
夏が過ぎ空はまどろみ 寝落ちする すぐに夢みる
出典:「シガレット」作詞あいみょん
まとめ
いかがでしたでしょうか。あいみょんが「空」というものをいつも注目しているということがおわかりいただけたのではないでしょうか?「空」というものは、色だけじゃなく感情や表情もあるってことですね!
これらの曲以外にも「空」を使った表現をいくつもしているので、ぜひ探してみてください(かなりマニアックな聴き方ですが…)。