歌詞の意味

あいみょん「傷と悪魔と恋をした!」歌詞の意味を考察丨同名ツアーのために書き下ろされた神曲!

『AIMYON 弾き語り TOUR 2021”傷と悪魔と恋をした!”』略して「キズコイツアー」は、コロナの影響で泣く泣く無観客配信ライブの開催となった『AIMYON 弾き語り TOUR 2020”風とリボン”』の思いをそのまま引き継いだツアーとなっています。そして、「風とリボン」と「キズコイツアー」それぞれの思いをぶつけた楽曲が「傷と悪魔と恋をした!」というわけです。

えいみょん
えいみょん
あいみょんは、弾き語りワンマンを開催する時必ず「その時にだけ歌う曲」を作っているんやで。そいで、タイトルはツアーと同名にしとるんよ。

今回は「傷と悪魔と恋をした!」の歌詞について深堀りをしていきたいと思います!

目次

どんな曲?

まだ聴いたことがない人は…

武道館ライブでの貴重な映像をぜひご覧ください↓
※1曲目のため、暗転の中歌っています

出典:AIMYON 弾き語り TOUR 2021”傷と悪魔と恋をした!

えいみょん
えいみょん
武道館ライブでは1番「悲しい歌にはしない」2番「寂しい歌にはしない」て歌っとるけど、どっちが正解なんやろ…

楽曲詳細

リリース日&収録

なし ※ライブ限定曲

曲の長さ

3:24(イントロ 0:31) ※ライブ時の数字です

視点

男性

タイアップ

テーマ

歌詞をストーリー風にまとめるとこんな感じでしょうか↓

少年は、導かれたように森に迷い込み彷徨っていた。そこで”とある少女”に出会う。彼女は傷だらけのうえ、自らを「悪魔」と呼んでいた。『私に近づかないで。あなたも汚れてしまうから…』彼女は少年に対しそう言い放った。しかし、少年はすでに恋に落ちていた。そして少年は「決して君を悲しませないから」と、少女を森から連れ出そうとする…

ぽんすきぃ
ぽんすきぃ
「傷だらけの少女」は現代でいう誰からも愛されていないと思い込んでいる女の子。そして、ずっと自分を傷つけ続けている。深い森(ある意味での絶望)から抜け出したくても抜け出せない。でも誰にも助けを求めることも出来ない。そんな人物が見え隠れしている気がします。
えいみょん
えいみょん
一説では「自らを悪魔と呼ぶ少女」は、あいみょん自身なのでは?と言われとるけど、どうなんやろか?実際、あいみょんはデビュー前後でかなりの苦境に立たされていたみたいやから、当時を思って書いた可能性もある?

歌詞の意味を深堀り!

ここからは、「傷と悪魔と恋をした!」の歌詞について(部分的に区切っていきながら)迫っていきたいと思います。

全て個人的な見解ですので、正解というわけではありませんのでご了承ください。みなさんもこの記事を参考にして、ぜひ自分なりの解釈を考えてみてください!

死の森と呼ばれる 淵で出会ったのは〜

死の森と呼ばれる 淵で出会ったのは
自らを悪魔と呼んで 常に傷だらけの少女

ひと目で落ちたんだ 落下速度はハヤブサ
醜さと美しさなら 常に隣り合わせなんだ

近づかないで 汚れてしまうからと
君は言うけれど 僕も大概汚れてきたんだよ

出典:「傷と悪魔と恋をした!」作詞あいみょん

絶望の淵にいる少女。自らを悪魔と呼ぶ少女は、常に傷を抱えていた。そんな少女にひと目で恋に落ちた少年。醜さのすぐ裏には美しさがある。少年は彼女の美しさに誰より先に気がついたのだ。そして少年は言った『「私の近くにいると、貴方まで心が醜くなってしまう。だから私なんかに構わないで」と君は言うけれど、僕も人のことは言えないくらい汚れているもんだ。だから、そんなことは全く気にしないよ』

ぽんすきぃ
ぽんすきぃ
少年と少女の運命的な出会いのシーン。少年の心の清らかさがなんとも心を打たれてしまいます…
ぽんすきぃ
ぽんすきぃ
ここでいう”美しさ”とは、切なさとか心の綺麗さとか色々な意味合いがあると感じます

可愛く結んだリボンが 風に揺られている〜

可愛く結んだリボンが 風に揺られている
君は悪魔らしいけど やっぱりかわいいね

そうだ、森を抜けて恋しませんか?
寂しい歌にはしない

出典:「傷と悪魔と恋をした!」作詞あいみょん

少女の髪に可愛く結んだリボンが風に揺れている。そんな姿を見て、少年はますます彼女を魅力的に感じている。
「一緒にこんなところからは抜け出て、僕と恋をしませんか?君に寂しい思いはさせないから」

さよならだったり だいすきだったり〜

さよならだったり だいすきだったり
僕も取りこぼしてたみたい そして彷徨いがちになり

この森に来たんです 半分導かれたように
身体は泡ぶくになって ふわり消えちゃいそうで

出典:「傷と悪魔と恋をした!」作詞あいみょん

人は生きている過程で「出会いや別れ」「人を好きになる」様々なことを経験する。でも、僕は色んなことから逃げてきたようだ。そして、分からなくなって彷徨っている。

そんな人生だったが、ふとしたきっかけで彼女と出会った。それはまるで導かれたように。

ぽんすきぃ
ぽんすきぃ
「身体は泡ぶくになって ふわり消えちゃいそうで」の部分で何が表現されているのか、何度も聴き返しましたが答えが出ず…

「身体は泡ぶくになって ふわり消えちゃいそうで」の考察
①(少年が)少女を好きになって嬉しくて、身体が泡になったように軽くなりふわっと消えちゃいそうになっている→その後、少女を絶望から連れ出す
②(少女が)心が打ちひしがれて、泡になって消えちゃいそうになっている。→しかし、その後少年に連れ出され、絶望から立ち直る

優しく結んだリボンが 空で踊っている

優しく結んだリボンが 空で踊っている
君は悪魔らしいけど 僕には見えないな

そうだ、闇を抜けて恋しませんか?
悲しい歌にはしない

出典:「傷と悪魔と恋をした!」作詞あいみょん

彼女が結んだリボンがふわりと揺れている。そんな姿を見ると、君が絶望しているようになんて全く見えない。
「そうだ、こんなところで悩んでいないで恋をしませんか?絶対に悲しい思いはさせないから」

死の森と呼ばれる 淵で出会ったのは〜

死の森と呼ばれる 淵で出会ったのは
自らを悪魔と呼んで 常に傷だらけの

出典:「傷と悪魔と恋をした!」作詞あいみょん

ぽんすきぃ
ぽんすきぃ
オープニングの歌詞と最後以外は一緒ですね。最後の「少女」が抜けているのは、「そこにはもうあのときのような少女の姿はない(絶望から抜け出した)」という意味なのか、はたまた別のメッセージがあるのか…

まとめ

ここにきて、あいみょん史上最強の楽曲が爆誕!?

良い意味でいつものあいみょん”らしくない”楽曲だったなと思いました。ちょっと通ぶってすみません…でも、本当にこの楽曲は、ストーリー性も抜群で登場人物の描き方も非常に秀逸さを感じてなりませんでした。
正直、マリーゴールド以来そしてマリーゴールド以上の衝撃が走りました。ライブで聴いた楽曲の中では最高楽曲と言っても過言ではありません。

あいみょんファン以外にはあまり知られていない楽曲ですが、もっとみんなに伝わればいいなと心から思っています!

ぽんすきぃ
ぽんすきぃ
本楽曲の歌詞考察は、非常に難しく正直ほとんど自信がありません。ただ、全曲の歌詞考察をするというコンセプトのブログなので、なんとか今回も載せることにしました。

おまけ:あいみょんの言葉

今回のツアータイトルも曲の内容も、中止になった「風とリボン」と何か繋がりを持たせたくて、「風とリボン」の歌詞にある「これから待っている傷と悪魔と一緒に恋ができたらリボンで結んで可愛くできるのにな」というフレーズから言葉を引っ張り出したんです。それが「傷と悪魔と恋をした!」。

出典:ツアーパンフレット「傷と悪魔と恋をした!」

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